お久しぶりです〜ASKの浅賀です。
本業が忙しくてまだまだ大型自動二輪免許の取得も出来ておりません。
趣味の自動車ネタですからバイク関連ではありませんのであしからず〜!
最近掘り出し物でBMWの5シリーズをとあるルートから手に入れました。
個人のアシ車でメルセデスのW140セダンから、
このM Sport 5でも適当に乗り換えて少しの間だけでも転がしてみようかな〜と思っておりました。
スポーツセダンで引き締まった足廻りに適度なMエアロパーツが上品に奢られていて雰囲気もお洒落なんです。
最新型のビッグキドニーグリルへと進化したNEWデザインモデルよりも、
BMWは逆にこれくらいの年式のマシンの方が個人的にもなんとなくBMらしくて好きなんです。
スピードなんかを求めない洗練された大人のセダンなんだと、
軽く排気量表示から来るイメージでナメておりましたところ?高速道路を走らせてビックリです。
2500ccクラスのクルマと思えないような結構スポーティーな走りが存分に味わえるのです。
う〜ん〜!素晴らしいぞ!こいつはオモチャとしてはポテンシャルが高過ぎるぜ〜!
とボクの予定は数日間で見事にも破れました。
AFFの甲斐総店長様がM Sport 5がさり気なくお気に入りのようで、
売るとか売らないとか考える暇も無く速攻で反射神経の如きスピードで買われてしまいました。
ASK 浅賀
BMW 525i M スポーツセダン。
BMWのセダンは大小問わずもともとの出発点において全てここに通ずるわけですが、
ある意味、この最終型で今までのベクトルで作られたきたものは、
完成したと言ってもいいのではないでしょうか。
特にこの5シリーズに関しては、’01にそれまで培ってきたベースを活かしながら、
最後の仕上げ版を登場させました。それがこのMスポーツモデル。
エンジンは2割近くパワーアップしたダブルバノスにし、
ミッションもJATCO製からZF製のナチュラルテイストのものに換装されました。
大人しめのデザインも流麗なフォルムを活かしつつ、「究極のエアロフォルム」を要して再構築。
足回りも絶妙のセッティングのスポーツサスが奢られた。内装も大幅にリニューアルされ、
一体今までは何だったのか・・・というほど変貌を遂げた車です。
これが売れに売れた・・・。原因は単純明快「良い車」だから。
「乗ればわかる」というありふれた言葉をそのままを使える希少な車で、
外装のオーラと共に、全ての面において、そのコンセプトとの「整合性」が
ユーザーにしっかりと認められたからだと思います。
たかが2500ccでしょ♪と侮るなかれ。伝統の直6から振り絞られるパワーは、
シルキーさを保ちつつ、全く不足感のないものに完成されています。
これには「あっぱれ!」と言うしかありません。「外車は数字じゃない」と言いますが、
この車に至ってはまさにその通りでしょうね。シャシーと足回りのバランスも格別。
「どうやったらこの重厚感を保ちながらこんなにシャープに走れるようにできるのか」
内外問わず、このメーカーの実力に首を捻っている開発者も多いことでしょう(笑)
エンジンがどうのとか、シャシーがどうのとか・・・そういう単体のレベルでの話ではなく、
これはそれまでの「歴史の違い」と言うしかないのでは!?と私は結論付けています。
このバランスを醸し出すまで、相当時間を費やしただろうし、
何よりもこの車は「何を伝えたいのか」というメッセージがはっきり出ている点が他社とは全く違う。
これは単にラッキーでは作れない「質」の問題でしょうね。
さて試乗。ポーンポーン♪という独特のチェック音が鳴り響く中、セルを回す。
さて試乗。ポーンポーン♪という独特のチェック音が鳴り響く中、セルを回す。
内装は人なりの好みだと思うが(私は好き)いたってシンプル。
メタル調のインテリアが「硬派」を醸し出していて◎。くどくない所もいい。
シフトをDレンジに移し、発進。殆どショックがない。今では希少?になった若干重たいアクセルと
ステアリングを操作しながら流しだす。既にこの時点で他社との違いがわかる。
おれはBMWだ・・・と伝えられる瞬間でもある。
全くぶれないボディに心地よさを感じながら街中を流す。
サスも硬すぎず柔らかすぎず、色々なシチュエーションを考えるとベストなセッティングだろう。
ハイライン等でもそれなりに硬いが、Mスポーツだとその硬さが若干異なる。
明らかにストロークが短く、ハンドリングを意識してセッティングされている意図が伝わってくる。
格好だけではないのだなと。
暖機も終え、ちょこっと廻してみる。スゥーン♪という演出とも取れる綺麗なエンジン音が
ドライバーにしっかりと伝わってくる。音だけではなく、
トルクやパワーもしっかりと比例してついてくるから凄い。
直6ならではの恩恵か。なかなか低速からの加速でこんなパンチを感じえるエンジンは少なくなった。
加速感も非常にナチュラル。昔のBMWだったら車ごと行っていた感があったが(笑)、
この車は車内の人の頭が動かないのだ。だから怖いとか不安だという要素を全く感じない。
おとなしく乗っていればメルセデスかと思うほどである(笑)。
若干オーバーサイズかと思われる前後が違うサイズのタイヤサイズも高速域では意味を成している。
FRの前提で作られているから、この差はある意味仕方ないところか。
シャープなハンドリングを殺さず安定させるということを念頭においているからだろう。
だから法定速度×2くらいで走っていても全く不安を感じない。
飛ばせば飛ばすほど車が安定し、車体が俊敏に動いてくれるわけだけれど、
これは「スポーツセダン」を謳うならば、実は一番クリアーしなきゃいけない部分だ。
クアトロという反則を除外し(笑)、片軸だけで動いている車の中では逸品の中に入ってくるだろうなと
文句なく感じる。MBでも320以上じゃないとこのテイストはでないだろうと。
もし私が個人的にこのクラスのスポーツセダンを選ぶならば、
もし私が個人的にこのクラスのスポーツセダンを選ぶならば、
間違いなくこの車は候補の一台である。全ての点において合格点に到達しているし、
なんと言っても昔ながらのマニュアル的な車臭さが残ってる点がいい(笑)
アウディのクアトロと悩むと思うが、より動物的に選ぶとなればこの車になるのかもしれない。
実際には難しいと思うけれど(^^;<選択 グレードは525・530どちらでも同列。
データー上ではかなり変わるが、実際域ではそんなに差を感じ取れないから。
最近になってようやく値頃感がでてきたこの最終型のE39(DT型)。
最近になってようやく値頃感がでてきたこの最終型のE39(DT型)。
それでもなかなかこのMスポーツに関しては値段が落ちないが・・・。
国産から輸入車へという人には最初に乗る車としてちょっと贅沢かな・・・と思うけれど、
さしてE34だと年式的にかなり苦しいし、前期のDMだと良さが半分も入っていないので、
そういう背景から考えるといきなり行ってもいいかなと思う。
現行型の向かっているベクトルを考えると、決して無駄な投資にはならないでしょうね。
ある意味では乗っておかないといけない車かもしれない(笑) で、どうせならセダンの場合、
このMスポーツを選択して欲しい。ワゴンならば好み(背景)でハイラインも選択肢に挙げてもいいと思うが、
よりピュアな感覚を味わう上では、セダン=Mスポだろうとお勧めします。
ネクサスオートコレクションさんのホームページより文章を引用させて頂きました。
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